DeepL Proが外資系勤務日本人には有能すぎる!

お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。

最近話題のAI機械翻訳「DeepL」ご存じでしょうか?

DeepLは、ディープラーニング(深層学習)を軸に、ドイツのケルンで言語向けの人工知能システムを開発しています。 DeepLの前身は、世界初となる訳文検索エンジンを公開したLingueeです。 2009年にLingueeが設立されてから、Lingueeの利用者は10億人を超え、100億以上の検索結果を提示してきました。

https://www.deepl.com/publisher.html

ということで、いわゆるウェブ翻訳屋サービスなのですが、こいつのサービスがやばいのです。

めちゃめちゃ素敵すぎる。

Google翻訳よりも一回り、二回りも自然な翻訳を出してくれるんです。

こちらでぜひ体感してみてください。

で、こいつのPro版というものが2020年6月16日に利用開始になったのであまりにも便利ですので共有したいと思います。

動画でも挙げてますので是非!

スポンサーリンク

DeepL Pro の良さを伝えたい!

ラインナップはこちらです。

  • プロユースデータ機密性(すぐ消す!)
  • 文字数制限の撤廃!(無料は5,000文字)
  • 文書翻訳!(こいつがやばい!)

こんな機能があったらもう、課金せざるを得ないじゃないですか!

僕は外資系企業の日本人サラリーマン、日本オフィスはとっても小さく、日本語ドキュメントはなかなか用意されません。一部の使える!というドキュメントについては翻訳会社依頼してさらに添削してなんてことをやっているわけです。

この翻訳会社への依頼のやり取りはそれなりに面倒、当たり前ですけど、お金のやり取りも発生します。

それが月額750円で、オンラインなら文字数制限なしなんて素敵すぎます。会社で買ってほしいけど、買ってくれなかったら個人でも絶対に買う。9,000円は全く惜しくない。

そして、何より、何よりありがたいのが「文書翻訳」です。実際に各グレードの差別化ポイントも文書数で変えてますよね、それくらい文書翻訳には価値があると納得せざるを得ないのです。Starter(5文書)でも使えるけど、本格的にマーケティングで使うならせめてAdvanced(20文書)は欲しいかなって感じです。

このDeepL Proの文書翻訳が、どのように使えるか?をお伝えしたいと思います。

DeepL Proの文書翻訳の何がすごいかをお伝えいしたい!

この文書翻訳はワードファイル、パワーポイントファイルをウェブにアップロードすると、翻訳してそのファイルの形式で返してくれるんです。

パワーポイント翻訳体裁も残しつつしっかり翻訳してくれるのが便利すぎる。

たとえばGoToキャンペーンの内容をパワーポイントにしたファイルを翻訳するとこんな感じです。 お国の文章については「国等が行政のPRのために発行した資料等は,説明の材料として新聞,雑誌等に転載することができる。」ということで、著作権上問題ないので使ってます。

これが元ネタの日本語(pdfをコピペ、ベースで一から作りました。)

で、翻訳結果がこちらです。

残念ながらノート部分は翻訳されませんでしたね。惜しい。体裁はずれていますがおおむね問題ない翻訳です。なお、画像データについては翻訳されませんでした。さすがにしょうがないですね。

日本語から英語への翻訳が感動レベルだった

具体的に、左側の文章の場合は以下のような感じに訳されています。

事業目的・概要

新型コロナウイルスの感染拡大は、観光需要の低迷や、外出の自 粛等の影響により、地域の多様な産業に対し甚大な被害を与えている。

このため、新型コロナウイルス感染症の流行収束後には、日本国内 における人の流れと街のにぎわいを創り出し、地域を再活性化する ための需要喚起が必要。

(まずは、感染防止を徹底し、雇用の維持と事業の継続を最優先 に取り組むとともに、)今回の感染症の流行収束後において、甚大 な影響を受けている観光・運輸業、飲食業、イベント・エンターテイメ ント業などを対象とし、期間を限定した官民一体型の需要喚起キャ ンペーンを講じる。

成果目標

新型コロナウイルスの影響を受けた地域における需要喚起と地域 の再活性化を目指す

Business Objectives and Overview

The spread of the new coronavirus has become a major concern in a wide variety of regions due to sluggish tourism demand and voluntary restraint in going out. It has caused massive damage to the industry.

As a result, after the end of the epidemic of the new coronavirus infection, the flow of people and streets in Japan will be reduced. It is necessary to stimulate demand in order to create a lively atmosphere and revitalize the region.

(First of all, we will make it a priority to prevent infection, maintain employment and continue business operations. Tourism, transportation, food and beverage, events, and other industries that have been severely affected by the outbreak of infectious diseases after it has been contained. A public-private sector joint demand stimulation campaign for the entertainment industry for a limited period of time. Lecture.

Outcome targets

Aiming to stimulate demand and revitalize regions affected by the new coronavirus

やばくないですか!?

とくに、2段落目。「the flow of people and streets in Japan will be reduced.」意訳じゃないですか。ほんとびっくりしました。

元の文章にはどこにも 「will be reduced・・・減少するだろう」なんてないのに。

長すぎる日本語の文節を分けた上に、適切な言葉差し込んでるんでしょうね。

これをパワーポイント内で完結してくれているのが素晴らしいんです。

日本でお客さんへの説明資料などをいろいろ作って、それをもとに本社にレポートするときの手間がぐぐっと減ります。定期的なレポーティングとか、コンテストとかもありますが、日本語ならそこそこプレゼン行けますけど、英語だとしんどい。なので、スクリプトも用意するのですが、そのスクリプトの翻訳ををバッサリ任せることもできちゃうんです。

なお、例示したパワーポイントはとりあえず、ブログ用に簡単なものにしましたが、もっと複雑なズが入ったものでも大体は訳してくれるんです。もちろん、文の長さが異なるので、体裁の修正は必要ですが、それでもざっくり翻訳には十分なのです。

英語から日本語の翻訳ももちろん問題はなかった

こちらはJETROの説明の一節を抜いてきました。

ワード翻訳かけてみます。

「です・ます調」と、「だ・である調」が混ざってるのは若干気になりましたが、文意はほぼほぼつかめます。

メーカーでは足りているとホワイトペーパーのような技術ドキュメントやマニュアルなどが英語で提供されますが、「日本語版ないの?」はまぁ、間違いなく言われるわけですよ。

そこで、この機械翻訳で渡すだけで大筋の文章はとらえてもらえるので、これで顧客満足度向上間違いなし!だと思います。

重要設備のマニュアルなどには使ってはいけないという注意もありますが、多少の誤訳は許してくださいとも言いやすい機械翻訳です。

この文書翻訳がGoogle翻訳にはないんですよ。Wordファイルをアップロードして翻訳はしてくれますが、テキストで表示されるだけです。それだとマニュアルやホワイトペーパーなどの図入りのドキュメントには使えないんです。

こんな問題も一発解決をしてくれる、DeepL Proの文書翻訳、やばいです!

DeepL 翻訳の 使い勝手も共有したい

いってもドラックアンドドロップするだけなんですけどね。

翻訳画面はこちら。(実際の画面では、右上の青い部分にアカウントの名前が表示されていますが、加工して塗りつぶしています。)

ここから、

ドラッグアンドドロップして、言語選択します。

でダウンロード

で終了。ダウンロードができます。

この間約2分。

やばい。やばすぎる。

魔法使いがInternetの中にはおりますよ。

なお、会社の9MBほど、テキスト多めのパワーポイントも翻訳しましたが時間はあまり変わらなかった印象です。ファイル制限10MBはちょっと面倒もありますので改善を期待します。

会社で渡されたマスタースライドデッキで50スライドくらいあるプレゼン資料を直したりする時間がおそらく、半分以下に収まります。

申し訳ないけど、翻訳会社は今後相当厳しいんじゃないかなと思うくらい。

技術ドキュメントの翻訳が得意でもメーカー独自の言葉とか言い回しとか、本当に細かいテクニカルな内容はやっぱり理解されてないことが多いので、絶対にメーカーのメンバーの査読は必要になるわけです。そこが適当だとよくある外資的なパンフレットができるんですよね。

どうせみるんだったら、このDeepLで、「これでいいじゃん」という荒い翻訳まではできてしまのです。発注業務もデータの引き渡しも確認もいらないんですよ?

ログインしてドラックアンドドロップしてはい出来上がりですよ。

3分クッキングですわ。

はい。

DeepL Proが外資系勤務日本人には有能すぎる!まとめ

ということで、社内対応も、お客様対応も言語に関する悩みをかなり削減してくれるDeepL Pro版。日本企業のサービスではないのは残念ですが、即課金したよ!というお話でした。

*YouTubeやってます。よろしければお立ち寄りください*

*YouTubeネタは基本ブログをもとに撮影しています*

コメント