ステマがある限りインフルエンサーマーケティングのリスクがあると思った

お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。

陸マイラー界隈で、インフルエンサー的な人がステルスマーケティングだっただの何だので揉めてますね。

で、情報発信者への対価がどうのこうのとか言い訳されているのを見て、ほうほう、なるほど面白いなと。

つついてる側も、赤の他人がなんでそんな感じになるんだろうなとも、思ってたりするわけですが、養護する側もおかしな話にしか見えない。

僕も外資系企業で一人日本人社員からはじまり、事業がそれなりに拡大していく中、PR的なことも噛まざるを得ない市場開拓の責任者としてインフルエンサーマーケティングというものを考えています。

で、メディアリレーションとはやっぱり違うヤバみのようなものを感じたので、どうしたんもんかなと思うわけです。

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インフルエンサーは自分にはできる気がしないから本当に尊敬している

個人のブロガー界隈だとイケハヤさんが最大クラスでしょうか、いわゆる情弱ビジネスまで昇華した形。

最近は西野さん、中田さんを始めとした元芸能人でもともとある知名度を一気に花開かせ、ある種カリスマ性のある人が出てきていますよね。

個人的には英会話小話を広げているコアラさんなんか尊敬してます。

で、僕もこのブログとYouTubeで一応個人で情報発信はしていますが個人ブログで遊んでる以上のことではありません。5年やっても雑所得で所得税増やすなんて夢のまた夢。

専業で集中してやったところで生活が安定することもなさそうだし、そもそもの才覚が違うとしか思えません。フォートナイトもしたいし。

マイラー界隈でもYouTuberとして専業になった方、趣味程度にやって、YouTubeで1,000人登録を超えた方などもいますが、ホントすごい。面白く作るセンス、環境、時間的投資などなど半端ねぇです。

仕事では、会社の看板という強烈なレバレッジを使って多くの人にリーチすることはできるけど、個人ブランディングでのし上がって多くの人にリーチしている立場になっているのとは全然違います。

そう、インフルエンサーの方には尊敬しかないのであります。

インフルエンサーマーケティングの魅力

いわゆるインフルエンサーマーケティング、一番の魅力はリーチする層の属性が明確なところ。

僕の場合も特定業界に向けた製品を出しているメーカーでマーケティング職の役割もかじっているので、その業界特化のインフルエンサーはものすごく魅力があるわけです。

B2Bのインフルエンサーへいくら位払いますかね?他のコンテンツやフォロワー数によりますが、僕は会社的には100万くらいなら払ってもいいなって思ってます。

相手は基本個人です。

業界のことはある程度知っている、コチラのこと、技術の細かいことを知らない相手が、取材、資料検討、動画撮影、編集など、よほどなれていたとしても20時間位は必要ですもんね。

時給にして5万円。

ただし、そこに至るまでのリスクですとか、積み上げたものを考えたら妥当だと思うってところです。

ただ、コレはB2Bマーケットの話で初めて成り立つところなんだなと思いました。

B2Cマーケットはやっぱりステルスマーケティングがはびこり過ぎだと改めて思った出来事が起きていたためです

ステルスマーケティングは罪深い

このブログはなんだかんだと、出張族、陸マイラーというのを主軸に、典型的サラリーマンが思ったことを綴るブログなのです。

ブログ村のマイレージランキングでずーっと10~20位をウロウロしています。

最近のマネタイズ狙いのちゃんとしたブログはブログ村なんて使ってないけど、インターネット老人の個人ブログだからブログ村は大切にしたい。そして、コロナで全然本筋ではない、パソコン・フォートナイト系の話が増えていますが、それも個人ブログだから許される話。

ただ、お金のやり取りをするインフルエンサーはそんな適当なことではいけません。

自らのブランディングを行い、有益な情報を届けることで、金を稼ぐ必要があるのです。

その中でステルスマーケティングというものは罪が本当に重いのですがやはり個人でやっているということもあるし、自らリスクをすべて背負っているのでわからなくなっているのでしょうか、手を染める人があとを絶ちませんよね。

ステルスマーケティングとは広告であることを隠して広告をすることです。

日本人は広告嫌いだし、広告で有ることを通知した瞬間に見る人が減るって言いますよね。YouTubeの自作PC系で吉田製作所さんがあれだけ伸びたのは、ご本人のコンテンツの凄さももちろんですが、広告に手をほとんど出していない(少なくとも様に見える)ことも大きいように思えます。

広告であることを隠して普通の情報提供だな!お得だな!という情報の発信をしたら、一般的な人は広告よりもより、信頼性の高い情報としてこれを受けとる。つまり、本人がそう思っているか否かは別として受け手を騙しているわけですよ。

特に旅行系なんてわかりやすいですよね。

企業、宿側は一番大変。楽天トラベルだったり、じゃらんだったりにどうしても埋もれるし。

僕は貴重なホテルステイでの外れが嫌すぎるので、IHGをはじめとした、まぁ無難なことは間違いないだろう!っていう外資系ホテルにしています。

予算とかあれば星野リゾートとか、シャングリ・ラグループとかにしたいけど、典型的サラリーマンなので、IHGが限界点。

それ以外の目的地だとホテル選び、本当に難しい。

清里だとか、野尻湖とか行きたいけどホント難しい。

白馬や箱根など痛い目にあってきています。

そんな難しいホテル選びでステルスマーケティングとかはホント勘弁です。

金銭報酬の有無の問題ではないんですよね。

そんな難しいホテル選び、普段はキラキラしてて、目がこえているであろうトラベラー系で10万フォロワーとかいる人がおすすめしてるなら間違いなさそうじゃないですか。

普通はどんな宿も最低限のレベルさえ満たしていればそれなりにきれいな写真4枚、8枚程度なら上手い人なら取れますからね。インストとかでフォロワー集めるインフルエンサーならお手の物です。

それが、ステルスマーケティングだったとしたら、コレは、業界全体の信頼性を落とすわけですよ。

だから、Traicyさんが切れるんじゃないかなと思ったりするわけで。

インフルエンサーは所詮一個人

で、その流れでインフルエンサー側は罵倒したり、ブロック祭りしたり、フォロワーさんにあいつは悪いやつだから~って言ったりしているのを見ると本当に、残念に思うわけです。

ステマがあったか、なかったかということ以上に、その後の対応が残念としか言いようがない。

企業の立場からしたら、コレはリスクなんですよ。

そんなやつにお金を出してまで売りたいのか?

と思われるリスク。

B2Cは個人の自由でいいです。

B2Bは業界の評判が致命傷になる可能性があるんですよね。

一番きついのは炎上がきっかけで、悪い噂が噂を呼んで、尾ひれがついて有る事無い事残って、しかも世の中に情報が残ること。

先日若い人事の社名だして、人が「コンサルファームで待遇に拘る人とは働きたくない。」的なツイートで炎上したわけですが、コレでまともなコンサルをやろうという人はその会社を敬遠するでしょう。

コンサル業なんて人材以上の価値はないにも関わらずです。

仕事でホント許せんと思ったRX Japanっていう会社の記事を書いているのですが、毎日この記事は誰かしらかに読まれているわけです。

僕は展示会の参加の決定権もありますが、僕の所属会社ではRX Japan主催の展示会を選びたくない。

僕は仕事ではひげも生やさないし、スーツも着ます。

なぜなら、マイナスに思う人が少なからずいるから。

減点される要素は極力減らすべきなんですが、インフルエンサーを使うことでそんな減点要素が生み出されてしまう可能性があるというのは改めて思いました。

ウソはウソであると見抜ける人でないとインターネットは難しい

ということで、今やインフルエンサーの代表格、2chの創設者の一言が20年くらい経ちましたかね?令和の今でも通じる状況になっているなと思った昨今でした。

とはいえ、特定の対象が絞り込まれて確実にリーチができるインフルエンサーマーケティングは魅力はある。

なので、本当にステルスマーケティングをやっている人には反省してほしいし、自分では常に正直に仕事に取り組んでいきたいと思ったよ!というお話でした。

*よろしければコチラもお立ち寄りください。*

今はオフィスを構えたので使っていないですが、個人的に使ってよかったので、ステマではありませんよ。

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