カネカ炎上ウェブ魚拓ワークライフバランス危機対応もできない会社で残念

お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。

カガクでネガイをカナエル会社ことカネカさんが炎上しました。

ざっくりいうと、子持ちで保育園も決まり家も購入直後の男性社員が育休明け直後に転勤を命ぜられ家庭の状況的に転勤はできない旨を伝えたにもかかわらず、命令の取り消しはしてもらえず、退職に追い込まれたというものです。

バズフィードなんていうゴシップだけではなく日経ビジネスにまで拾われているので詳細はコチラwおご確認ください。

カネカが初めてコメント「弁護士を入れて調査している」
育児休暇からの復帰直後に転勤を内示したことや、有給休暇の取得を認めなかったことなどがツイッターで指摘されているカネカ。「当社の社員であるとはっきりするまでコメントは差し控える」としてきたが、日経ビジネスの質問に対して初めて同社IR・広報部がコメントした。

2019年6月2日に社名が明らかになり炎上、2019年6月6日12:40時点でなおも炎上中どころかあまりにも、酷い公式コメントをカネカさんのホームページに掲載されていましたので、子供を3人持つ共働きのものとしてちょっとしたコメントをしたいと思います。

なお、当ブログはあまりこういった、オピニオン記事的なことは書かずに普段はANAとマイルと革靴のことを書いてます。よろしければほかの記事もお立ち寄りくださいませ。

トップページの真下に言い訳文章

IRなどではなくトップの下に言い訳文章が掲載されていました。そもそも、トップページをなんだと思ってるんでしょうかねぇ。。。

コレはニュースなどの記事と異なりアーカイブされるとは到底思えないので、ウェブ魚拓をとっておきました。

【魚拓】株式会社カネカ
- 2019年6月6日 12:39 - ウェブ魚拓

以下、全文を転用します。

2019年6月6日

当社元社員ご家族によるSNSへの書き込みに関し、当社の考えを申し上げます。

  1. 1. 6月2日に弁護士を含めた調査委員会を立ち上げて調査して参りました。6月3日には社員に向けて、社長からのメッセージを発信致しました。更に、6月5日に、社内監査役及び社外監査役が調査委員会からの報告を受け、事実関係の再調査を行い、当社の対応に問題は無いことを確認致しました。
  1. 2. 元社員のご家族は、転勤の内示が育児休業休職(以下、育休とします)取得に対する見せしめである、とされていますが、転勤の内示は、育休に対する見せしめではありません。また、元社員から5月7日に、退職日を5月31日とする退職願が提出され、そのとおり退職されております。当社が退職を強制したり、退職日を指定したという事実は一切ございません。
  1. 3. 当社においては、会社全体の人員とそれぞれの社員のなすべき仕事の観点から転勤制度を運用しています。 育児や介護などの家庭の事情を抱えているということでは社員の多くがあてはまりますので、育休をとった社員だけを特別扱いすることはできません。したがって、結果的に転勤の内示が育休明けになることもあり、このこと自体が問題であるとは認識しておりません。
  1. 4. 社員の転勤は、日常的コミュニケーション等を通じて上司が把握している社員の事情にも配慮しますが、最終的には事業上の要請に基づいて決定されます。 手続きとしては、ルール上、内示から発令まで最低1週間が必要です。発令から着任までの期間は、一般的には1~2週間程度です。転勤休暇や単身赴任の場合の帰宅旅費の支給といった制度に加え、社員の家庭的事情等に応じて、着任の前後は、出張を柔軟に認めて転勤前の自宅に帰って対応することを容易にするなどの配慮をしております。
  1. 5. 本件では、育休前に、元社員の勤務状況に照らし異動させることが必要であると判断しておりましたが、本人へ内示する前に育休に入られたために育休明け直後に内示することとなってしまいました。 なお、本件での内示から発令までの期間は4月23日から5月16日までの3週間であり、通常よりも長いものでした。 また、着任日を延ばして欲しいとの希望がありましたが、元社員の勤務状況に照らし希望を受け入れるとけじめなく着任が遅れると判断して希望は受け入れませんでした。 着任後に出張を認めるなど柔軟に対応しようと元社員の上司は考えていましたが、連休明けの5月7日に、退職日を5月31日とする退職願が提出されたため、この後は、転勤についてはやり取りがなされませんでした。このため元社員は転勤に関しての種々の配慮について誤解したままとなってしまったものと思います。

元社員の転勤及び退職に関して、当社の対応は適切であったと考えます。当社は、今後とも、従前と変わらず、会社の要請と社員の事情を考慮して社員のワークライフバランスを実現して参ります。

法律論で正しい対応をしていればいいという話ではない

今回の発表での大きな問題は3点あるように思えます。

一切会社側に非がないかのような書き方

1.1にある「当社の対応に問題は無いことを確認致しました。」ところから現れる、うちは悪くないといいたい感じ。

いや、対応に問題があるから、対応に問題があるから炎上してるんだってことがなぜわからないのか?CSRとかそういった人たちは閑職何でしょうかね?感覚的に明らかにおかしいということがわからない、このレベルなら管掌役員くらいは確認の上Goでしょうから、全てのガバナンスにおいて、人としての感覚がないという会社ということです。

元社員及び妻への恨み節のにじみ出方

た1.5「任日を延ばして欲しいとの希望がありましたが、元社員の勤務状況に照らし希望を受け入れるとけじめなく着任が遅れると判断して希望は受け入れませんでした。」

「けじめなくって」なんだろうか。。。受け取る立場が???だらけになることもわからないのだろうか。

まったく反省しておらずコレがカネカ流のワークライフバランスであるという宣言をしてしまった

これが一番度肝を抜かれました。

「元社員の転勤及び退職に関して、当社の対応は適切であったと考えます。当社は、今後とも、従前と変わらず、会社の要請と社員の事情を考慮して社員のワークライフバランスを実現して参ります。」

今回、退職をせざるをなかった辞令を出したわけですよ。で、結果炎上しているわけですよ。

適切な対応だったわけないじゃないですか。大丈夫?って思います。

 

まさかの、この件は全く問題ないので同じことをやりますよ!宣言です。

 

コレは決定的にNGです。

育休に伴う見せしめであるかは関係ありません。

「カネカは社員の生活基盤は全く無視しながら辞令を最優先にすることを継続します。」

ということですよね。

 

ワークライフバランスとは!?

 

想像ですが実態は、退職されても困らないような社員だったどころか退職に追い込みたいような社員だったがゆえの結果じゃないかなと想像します。あくまで想像です。

合う合わないの問題ですので、退職をさせてたいということはよくあると思います。(肯定しているわけではなく、現実として存在するという話です。)

やめさせたいなら手切れ金として有給消化とボーナスくらい調整すればいいのに、それすら内部の力学で上司が握りつぶしてるから法律的にもNGな感じで広まって炎上しているんです。

 

 

ワークライフバランスなんてものを真面目に考えたら、3週間前の内示で保育園も決まった直後、共働きという環境で、転勤辞令なんて絶対にありえない判断じゃないですか。

転勤を伴う、本格的な異動であれば数ヶ月前に多少の打診があって、意向確認があって転勤という形が妥当でしょう。

本当に、本当にその人が転勤をしなければできない業務なんてこの世の中にそうそう存在しません。カネカにはそんな属人的な仕事は存在しないでしょう。何より、やめても困ってないようだし。

そう、コレはワークライフバランスとかそういう話ではないのです。

「微妙な社員は無理やり退職に追い込むために良い感じに転勤とかも今後もさせます」

こう捉えたほうがいいですよね。

 

ウェブ上で起業しようとしていたかそんな話もありますが、そこは結果論。起業しようとしたら絶対にボーナスもらった上でやめるのに、やめざるを得ない環境に追い詰めたわけです。

「会社的には結果オーライ。で、なにか問題あるの?」

この考え方を、全世界にはばかることなく公開をしたのです。

コレは本当にやばいですよね。

この結果何が起こるのかというと、まともな人間であれば、複数内定を取るでしょうからよほどカネカを愛しているという変わり者以外は入社しないでしょう。

 

だって、社員の都合なんか一切考えてない、内示をバンバン出します!宣言ですから。

 

大手の内定がカネカしかなくて、に入りたいという考え方の若い子はお世辞にも仕事で使えるようにならないんじゃあないかな。。。

この影響がどの程度続くのでしょうか?

「カネカ ブラック」で検索して今後多くの人材がよその会社に流れてしまうことでしょう。

少子高齢化の社会、頑張って過去の先人がモーレツに働いて築いた資産を食いつぶして行くことがじわじわと聞いてくる可能性を考えなかったのでしょうか。

危険タックル問題で学生を守らないことでアレだけ叩かれた日本大学にもちゃんと入学者がいるように、喉ものすぎれば・・・的なところで、カネカという会社の規模を考えると入社する人は引き続き出てくるかと思いますが、まぁ、なんていうんですかね、全体的に質は落ちていくのではないかなと思います。

 

会社は人で成り立っているのです。

 

それがわかっているはずにもかかわらず、このような、言い訳がましいどころか、全くズレた文章を公開したカネカという会社、本当に心配ですし、子供を持ちながら共働きをしているイチ企業人としては本当に、哀れな会社だと思ったよ。。。というお話でした。

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