フィリピンのマニラ東側に位置する靴の都である「マリキナ市」こちらは、靴の都だそうです。そちらにある靴の博物館「シューミュージアム/Shoe Museum」の訪問記を綴ります。
お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
フィリピンはマニラにぷち英会話留学をしに行った中、ほぼ唯一の「観光らしい観光」は靴の博物館であるシューミュージアムとマリキナ市でした。そちらの様子を綴りたいと思います。
靴の都マリキナ市の場所と様子をお伝えしたい
の記事でも使わせていただきましたwikipediaから引用しますとこんな街です。
マリキナは、フィリピンマニラ首都圏東部に位置する市。2002年の統計では人口は約39万人。1987年に市に昇格。マニラ首都圏に位置するため、多の都市同様に地方からの流入者も多い。市内を流れるマリキナ川沿いには低湿地となっており、台風襲来時にはしばしば氾濫して被害が発生する。古くからフィリピンの靴産業を支え栄えてきた土地柄であり、革靴メーカーや職人などの形で市民の半数近くが何らかの形で靴産業に従事する。市内に存在するマリキナ靴博物館には、世界最大の革靴やイメルダ・マルコスが収集してきた靴の一部が展示されている。
今回のフィリピン・マニラ滞在をした中での位置関係はこんな感じになります。マリキナは右上の青い枠ですね。ピンクの部分が今回主に滞在をしてきた街です。
BGCの学校からオーティガスのホテルまで車で40分くらいの距離感です。ただし、「AH26」という道が超絶渋滞をするのでその時間。今回の観光は学校が終わった15:00頃から車でC−5の道を主に通って「シューミュージアム/Shoe Museum」に行きました。Uber使ってだいたい、1時間もかからなかったかなくらいです。帰りは18:30位に帰路につきましたが、オーティガスのホテルまでこちらも1時間くらい。帰宅時間の渋滞が原因です。
直接 Uberさんに「シューミュージアム/Shoe Museum」について行ってもらいましたが、その前に、少しだけ、「シューミュージアム/Shoe Museum」以外の街の様子を書いておきたいと思います。
この「シューミュージアム/Shoe Museum」がある街道を北側に進んでいくとおっきなOTTOという靴工房の直営店がありました。
結構小綺麗にしてある入り口です。
お店の中に入ると、奥の方が革が裁断される前の状態で積まれているような工房の様子
お店のスタップも5人位いらっしゃって、見てると声をかけてくるようなお店でした。店内の購入しなかったので、写真は撮りませんでしたが、ゴムソールではありますが、革靴が1000PHP〜3000PHP位で売られています。
一足1500PHP(日本円で4,000円弱)なモンクストラップの靴は買う直前まで行ったのですが、サイズが合うものがなく断念。惜しかったお店です。「シューミュージアム/Shoe Museum」から徒歩2~3分なので、寄ってみてもいいかもしれません。
さらに5~6分歩くと、マリキナ市のPublic Marketもありました。
まさに東南アジアの中規模都市のマーケット!とでも言えばいいでしょうか。
食料品コーナーは匂いもきついですし、大量のものが置いてあります。ここも靴の置いてある量が半端なかったです。靴流通センター20店舗分くらいの靴屋さんはあるんじゃないでしょうか。
ただ、「Black Shoes!」って声かけられる安っぽい革靴がほとんです。一部マリキナブランドのファクトリーアウトレットのようなお店もありましたが、買おう!っていうほどの靴には残念ながら出会えずでした。ただ、500PHPくらいから革靴は売ってます。高くても3,000PHPくらい。東南アジアの空気感を感じながらただ、ただ、靴を散策してみたい方は言ってもいいかもしれない、地元のお店でした。
マリキナの「シューミュージアム/Shoe Museum」の様子をお伝えしたい
ということで、改めて「シューミュージアム/Shoe Museum」に戻ってきました。
まずは、外観から。
小屋ですね。普通のご自宅です。平屋のようですが、中は吹き抜けの二階建ての構造です。
入り口は「FOOTWEAR MUSEUM」雑っ。
もちろん、横には銃を持った警備員さんがいますので、声かけて写真撮りました。
入って右側が受付、50ペソほどの入場料を支払います。私が夕方に入った時点で10人目くらい。平日といえども位置日1,000ペソほどの入館料で、警備員二人、館内の人三人て大丈夫なのかなという余計な心配をしちゃいました。
入って左手にはリアルな人形が。ちなみに、人形自体はこれだけです。
正面にはでっかい靴と、木型が大量に展示されております。
吹き抜けの構造の柱には木型が大量におかれていますね。中にはフィリピン大統領の木型なんてものもあるかもしれません。結構ダイナミックな感じですよね。
基本的には壁面にはいろいろな靴が大量においてあって、ゆかりのある写真も少しあったりする感じ。本当にフィリピンの歴史に興味があったりすると、「ほぉ、これがこの大統領の靴か・・・」なんて感慨にふけることもできると思いますが、私はさして興味ないので、大量の靴にはあまり見とれることはなかったです。
とはいえ、日本人なので、昭和天皇とイメルダ婦人の写真とかはちょっと、感慨にふけったりしていました。
このフィリピンのマルコス大統領の夫人のイメルダ夫人が靴の収集家だったようで相当数はこのイメルダ婦人の所有物だったものが展示されています。Wikipedia的にはこんな感じでご紹介されていたり。
イメルダは国際的な催しなどにフィリピン産の靴を履いて出席し、マリキナ市の地場産業である靴の知名度向上に貢献した。また政府の政策によりマリキナ靴は1980年代初頭に最盛期を迎えた。2000年にバヤニ・フェルナンド(英語版)マリキナ市長は市立の靴博物館設置構想を立ち上げた。イメルダにも数足の寄贈依頼があったが、これに対してイメルダは778足もの靴を寄贈した。このうちおよそ600足の靴がマリキナ市の靴博物館に展示されている。
実際にこの「シューミュージアム/Shoe Museum」を見ていたのはだいたい30分くらいでしたが、ちょっとした観光で来る分には靴好きとしてはとてもいい空間でした。
フィリピンのマニラ、正直あまり観光スポットなどは多くはないと思います。ショッピングモールはやたらとあるので、そこ歩いてるだけでもかなり疲れちゃいますしね。BGCもオーティガスもマカティもかなり都会なのであまり、あまり東南アジア感もないですし。
そんななか、「シューミュージアム/Shoe Museum」とマーケットの距離もあまり離れていない、フィリピンの地元の感じなものと、プチ観光スポットをサラッと2,3時間で見るにはとてもいいマリキナ市だったですというお話でした。
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