お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
メインの仕事の忙しさ次第でやれる時間が限られるため、更新頻度は高くはないですが、YouTuberやっています。そのYouTubeで使っていたマイクは激安チャイナマイクとしてはとても有名なNeewerのNW-700というマイクを使っていました。
マイク単体ですと2,000を余裕で切るようなマイクで、音質的には僕はこれでもそこまで違和感を感じていなかったのですが、やたらと電気的なノイズが発生することがあります。コネクタの接触をしっかり確認してマイクの周りをにぎると変な静電気が抜けるのか改善するためYouTube的には気を付けていれば特に問題はなかったのですが、このマイクでテレビ会議もやるんですよね。
んで、音にうるさい同僚に、音悪い、音悪いと再三クレームを入れられたので、ちょっともったいないと思いつつ、新しいコンデンサマイクを買うことにしました。
マイクの良さは価格に比例するといわれていますが、そこまではお金をかけられない、ということで絶対に間違いがないけどそこまで高くないであろうマイクMPM-1000を購入しました。
せっかく買ったので前のNW-700と比べてどうなのか?をお伝えしたいと思います。
マランツという間違いがないオーディオブランド
今回マランツのマイクを購入したのは「間違いがない」と思ったためです。
おそらく、最も定番であろうマイクはこちらのAT2020でしょう。
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使っている人多い。同じく間違いがないであろうオーディオブランド、しかも日本メーカーということで、すごい悩みました。ただ、NW-700でそんなに困っていない程度の人間が10,000円をマイクに投資するのはなかなかできません。
候補に挙げたブランドはAKG(アカーゲーっていうらしいですよ)という同じく間違印がないであろうオーディオブランドのP120。コレも間違いがなく、AT2020よりも2,000円もお安い。
これにしようかなともだいぶ思いましたが、AKGってサムソングループになったんですよね。オーストリアブランドが韓国ブランドになっていると考えるとむぅってなったわけです。
であれば、当初からNW-700と悩んだMPM-1000を一度買ってみようかというわけです。
マランツというブランドは米国発で2001年に日本マランツが全世界のブランドの権利を買い、日本メーカーになりました。その日本マランツはデノンと合併して「ディーアンドエムホールディングス」という会社で運営しています。その 「ディーアンドエムホールディングス」 も2017年に「Sound United」というアメリカ資本の会社のグループになりましたが、まだ日本メーカーということに変わりはありません。
ただ、コレは「マランツ」というピュアオーディオの世界。
今回購入したMPM-1000はPCオーディオの「マランツプロフェッショナル」という、マランツのロゴを利用した別ブランドです。この「マランツプロフェッショナル」は「in Music」というアメリカの会社に2014年にブランドが移譲されているんですね。 「in Music」 という会社はDJ機器がメインだそうです。複雑。
紆余曲折しましたが、日本メーカーと見せかけた、アメリカメーカーの製品がこのマランツプロフェッショナルのMPM-1000というわけです。
んでもって、購入したドイツ設計、中国製造でした。わけわかりません。
まぁ価格の安さを考えると中国製造なのは納得ですし、「マランツ」という由緒あるブランドをしっかりとしたものであろうという安心感も手伝ってこのMPM-1000にしたわけです。
MPM-1000とNW-700を比べてみた
音質などは実際に聞き比べないとわかりませんので、そのうちYouTubeにレビュー動画を上げたいと思いますので、その時にでも覗いてやってください。NW-700の時の動画はこちらなので、よかったらチャンネル登録お願いします。
一応文字的に書くとMPM-1000のほうが全体的にしっかりとした音質(低音の音が好き)だと思います。
モノの大きさは自体は変わりません。見た目もぱっと見はマイクなので変わりませんね。
MPM-1000の付属品は、「本体、デスクトップマイクスタンド、ショックマウント、XLRケーブル、ウィンドスクリーン(もふもふ)」です。6,000円弱のマランツブランド製品なのに結構たくさんついてきます。
なお、付属のショックマウントのねじ穴の径が(おそらく)最も一般的な3/8インチではなく5/8インチ径になっています。ただ、コレはデスクトップマイクスタンドに変換アダプタがありますので、僕の利用しているマイクアームにも使うことは可能でした。
MPM-1000とNW-700を比べて一番体感したことは「重さ」です。全然違う。
NW-700の1.5倍近くMPM-1000のほうが重いです。電気的なノイズが入りづらいような仕組みとかそもそものハウジングの厚さとかがあるんでしょう。確実に安定感はあると思います。AT2020やC214などもはスペック上は300g以上あるので、MPM-1000のスペック300g、実質280gが一般的、NW-700の200g強なのがな中身スッカスカということではあるでしょう。
また、XLRのマイクケーブルを刺す端子の部分もMPM-1000の方がよさげです。NW-700は金属丸出しですが、MPM-1000はしっかりと塗装処理をされていました。XLR端子はファントム電源で、48Vというなかなか高い電圧が使われるので、このあたりの処理の差がノイズの発生の軽減につながることを期待しています。
NW-700が初めてのコンデンサマイクだったので、NW-700でもたいして質感がわるいということもないなと思っていましたが、質感は圧倒的にMPM-1000の方が上だなという改めて思いました。
マランツのMPM-1000を購入したのでNeewerのNW-700と比べてみたまとめ
ということで、マランツプロフェッショナルのリーズナブルマイクMPM-1000を購入しました。
まず質感がだいぶ良くなっただけでも満足感はあります。あとはノイズが乗りにくくなるかは経年劣化も含めて使い続けていくことで確認をしていこうと思います。
よく言うオーディオ機器は価格比例する説。NW-700という激安品でも使えていましたが、そこからちょっぴりステップアップしたMPM-1000で満足して、マイク沼にはまらないことを祈りたいと思っているよというお話でした。
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