ある日、J.A.RAMIS(ジェイエーラミス)という革靴を伊勢丹で見かけました。なにそれ?と思って、見てみたら、意外といい!しかも伊勢丹なのに安い!?
と思って驚いたことを綴りたいと思います。
伊勢丹のプライベートブランド?J.A.RAMIS(ジェイエーラミス)の生い立ちとは?
私革靴そこそこ興味を持っていきたきたつもりですが、J.A.RAMIS(ジェイエーラミス)というブランドは全く知りませんでした。インド製の革靴です。
インターネットの海を探してもあまり具体的な情報が見当たりません。
中敷にはProduced by Meerminの文字。「メルミン」の伊勢丹向けOEMブランドと想像できます。
「メルミン」はスペイン靴の雄であろう「ヤンコ」の創業者の息子が立ち上げたブランドであるということ。Meerminは大規模なオンラインストアも見つかりますね。
伊勢丹のバイヤーインタビュー記事も見つかります。
こちらから分かることは、商社に依頼をして、ほぼ別注として企画、製作をしている革靴であること。基本的にはマッケイ製法を用いて、革靴を作っていること。
この商社というのは、どうやらトモエ商事という靴商社をさしていることが想像できます。
トモエ商事は他にもA.TESTONIやYANKOといったブランドも扱っている靴のおろし業者といった印象でしょうか。ホームページ上もブランドが多く並んでいるものの、なにをやっているのかよくわからない。
とにかく、紳士靴の専門企業であることことだけが伝わってきました。
つなぎ合わせて情報をまとめると伊勢丹とトモエ商事で「メルミン」と共同開発をして企画検討、で実際に製作をしているのは委託先は、インドの革靴ということですね。
事実上の伊勢丹プライベートブランドな革靴ブランド。
それが「J.A.RAMIS」というブランドだと考えられます。
J.A.RAMIS の革靴は伊勢丹で買い物をする人にはいいと思う
なんだかんだ行って、伊勢丹さんはそれなりにお金持ちな方がいく印象です。
革靴もそれなりにいいものを揃えているでしょうし、揃えていて欲しい。
その中でマドラスやアシックスウォーカーとは別の並び、スコッチグレインやユニオンインペリアルと同じ並びにあった革靴が「J.A.RAMIS」でした。
結構いろんなカラーデザインを揃えています。
ONLY MI のタグが付いていますね。三越伊勢丹は愚か、おそらく伊勢丹オンリーかと思います。三越行かないからわからないけど。少なくともオンラインストア上は伊勢丹にしかありませんでした。
写真がシャープのスマートフォンなので イマイチなホワイトバランス、解像度ではありますが、それなりにしっかりとした革のように見えます。ガラス靴ではないよね・・・?
ソールはレザーソール。トモエ商事・伊勢丹バイヤーインタビューの記事を合わせて読めば分かる通り、マッケイ製法です。
ヒールの感じがちゃんと積層ヒールなのがいいです。
トップリフト部分が革と、ゴムが分かれてる革靴ってなんかかっこいいと思うんですよね。
でこんなかレザーソールの革靴が税込で「20,520円」これが定価です。
グッドイヤーの重たいがっつりした革靴が苦手な方にはこれはかなりいいのではないでしょうか。コスパめっちゃ高いです。
欧州ブランドの靴だけど、生産はインド、木型は日本人に合わせているというなんとも言えない、作りの革靴ですが、履きやすさと価格のバランスはアリなのではないでしょうか。
私は色々と欲しい安い革靴がたくさんあるので、すぐに購入!とはいたりませんでしたが、これから革靴を揃えようと考える方には確実に選択肢の一つに入っても良い、優れたコストパフォーマンスを持ったいい靴を見つけたと思ったというお話でした。
*いい革靴を買ったらかかとの修理はしっかりやりましょうね*
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