フォルクスワーゲンファンとしてはこの上なく悲しいザ・ビートルの国内販売終了の通知、この残酷な通知と合わせて「See You The Beetle」キャンペーンが打たれています。
この一環で、販売される限定仕様車「ザ・ビートルサウンド」をディーラーで見かけとても素敵だったので、ご報告いたします。
お立ち寄り頂きありがとうござます。でめさんです。
「ザ・ビートル」が2019年に販売終了をするという心から悲しい知らせを聞きました。わたくしでめさんは「ザ・ビートル」がものすごく好きだったのです。どのくらい好きかというと、もうすでに、育児が終わった、両親が車を買う際、ミニを購入しようと悩んでいるときに、「ザ・ビートル」をごり押しして「ザ・ビートル」を買わせてしまったくらいには大好きです。
諸事情により、実家はゴルフ7になりましたが、今でも本当にいい車だと思っています。そんな「ザ・ビートル」が2019年には販売終了になってしまうそうです。心から悲しい。
そんな中、フォルクスワーゲンジャパンとしても「See You The Beetle」キャンペーンを打ち出しているのですが、この中の限定仕様車である「ザ・ビートルサウンド」の展示車両がディーラーさんに置いてあったので、ご報告したいと思います。
「ザ・ビートルサウンド」は紅白2車種の素敵すぎるデザイン
ザ・ビートルってそもそもデザインすごい好きなんです。まるっこいものは日本人は本能的に好きなはずです。フォルクスワーゲンは比較的水平基調なデザインが多くそれはそれでいいのですが、ザ・ビートル、この子は別格にまるい。
展示車両は赤だけでしたが、白と、赤の二色展開。国内でそれぞれ150台ずつ限定展開。お値段は2,940,000円ですので、乗り出し考えたら3,200,000円〜3,500,000円くらいになろうかと思います。
Aピラー下にはSOUNDのロゴがあしらえており、外見からしても「只者ではない感」が感じられますね。でめさんもディーラーでこのロゴで気がつきました。小さいながら、なんだコレ?ってなるくらいには目立ちます。
メインのスピーカーも白く縁取られていて、好印象ですね。カタログを見る限りは赤く光りそうでした。メインのナビユニットをつけたくらいでは光らなかったので、ライトをつけたら光るのかな?光らなかったらごめんなさいです。
ハンドル周りも素敵と言わざるを得ない。「Beetle」のロゴががっつり入っています。メーター類も丸いですね。こういったところもザ・ビートルらしさが出てくる仕様に仕上がっているんだと、感心しました。
「ザ・ビートルサウンド」はフェンダー/Fenderロゴが随所に見られる音のこだわりがある仕様
でめさんが展示車両を見たところ、3箇所でFenderロゴを見かけました。
フェンダー/Fenderはバンドをやっている方で知らない人はいないであろう楽器メーカーです。でめさんは若かりしころ、バンドサークルなんていうものに所属していて、ニルヴァーナのカートコバーンモデルのジャグスタングというギターと、メインでやっていたベースはサンバーストのジャズベースを持っているくらいにはフェンダー/Fenderが好きなんです。
そんな、ギターやベースの楽器のイメージも強いフェンダー/Fenderですが、アンプ、スピーカーも名品を出しています。
亡くなってしまいましたがもはや伝説と言っていいであろうThee Michelle Gun Elephant のギタリストであるアベフトシさんがライブの際には、Fender Twinのアンプにエフェクターを経由せずにギターをカールコードのシールドケーブル直結してかき鳴らしていたのは有名な話です。ちなみにアベフトシさんのギターである、ストラトキャスターはフェンダー/Fenderのものではなく、日本の工房で作られていたストラトキャスターということも豆知識です。
そんなフェンダー/Fenderのロゴをあしらっているサウンドシステムを搭載しているこの「ザ・ビートルサウンド」音が悪いわけがありません。
はじめに気づくであろうフェンダー/Fenderのロゴはこちら。
Aピラーに沿った形で埋め込みのツィーター(高音用のスピーカー)があり、こちらにFenderのロゴがあります。ドライブ中に常に音楽に身を置ける、環境、最高ですよね!このFenderのロゴが常に視界に入るとかたまりません。
また、トランクを開けるとこちらには大口径のウーファー鎮座していらっしゃいます。こちらにも見ての通り、Fenderのロゴがあしらわれています。
シート下に小型のウーファーを置く!というわけではなく、トランクスペースを若干潰してしまってでも、大口径のウーファーを入れてきているんです。専用のエンクロージャーを作ったのでしょう、収まりもぴったり収まっています。
ウーファーを入れると、低音の響き方が全く変わります。低音は物理的に揺れるんです。
以前乗っていたフリードには、110Wのウーファーを積んでいたことがありましたが、それでもかなりいい感じに鳴っていました。110Wでもなかなか迫力あるなという仕様にもかかわらず、「ザ・ビートルサウンド」のオーディオシステム全体で400Wの出力の仕様になっているです。絶対に大迫力間違いなしが保証されていると感じられますね。
もう一つ、見つけたフェンダーロゴはナビシステムの起動画面に、フォルクスワーゲンロゴとともに、Fenderロゴが現れてくる演出です。
もう、運転するたびに音楽を否応無く意識をせざる得ないという素晴らしい仕様なんです!いかに高出力ができる、素晴らしいスピーカーシステムであってもオーディオユニットが貧弱ではなんの意味がありません。そんな心配は無用だと裏付けてくれるロゴがオーディオユニット情では見て取れるものだと感じている次第です。
こんなオーディオシステム展示車両のラジオを少しだけかけてみましたが、小音のラジオであってもやはり音の良さは感じることができました。特に低音のなり方が違います。
そんなカーオーディオを積んだ車でエレクトロ系の音楽なんぞを聞きながら夜の高速とかドライブしたら完全に悦に入ること請け合いです。もちろん、彼女(彼氏)とのドライブでもいいものだと思いますが本領は大きな音で気持ちよく走るところにあると思います。
それができるポテンシャルのある車が「ザ・ビートル」という車なんですが、そこに、このサウンドシステムをぶち込んできたところに、フォルクスワーゲン・ジャパンの気概を感じます。真心ブラザーズの歌詞の意味が理解できるっていうもんです。
ただ、こんなオーディオシステムに突き抜けた仕様の車はそうそう出てきませんので、次に買い替える時にオーディオシステムでがっかりして、カーオーディオ沼に陥る危険すら感じます。
でめさんは残念ながら、子供が3人もいるため、ザ・ビートルという選択肢はありえませんが、子供が一人くらいであれば、ツードア車である、不便さを乗り越えてでも検討の余地はあると思います。「ザ・ビートルサウンド」すっごい魅力的な一台だと思います!というお話でした。
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