スウェード”風”のダービーシューズをGUで!
GU(ジーユー)というユニクロを運営するファストリテーリングがユニクロよりさらに安く提供する、廉価ファストファッションブランドのダービーシューズ(革靴)を購入しました。
これは、以外と侮れないと思いましたので、レビューをしたいと思います。
お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
この度久しぶりにちょっと、小綺麗な靴を書いました。
GUですけど、こちらの経緯と感想をまとめておきたいと思います。
一応靴好きを自称する典型的サラリーマンが、GUに靴を買うという選択肢にたどり着いた流れとは
きっかけはこちらの記事。セブ島に旅行するにあたり、ホテルのレストランに行く靴がない!でした。
結果的には、サンダルでもよかったくらいリゾートホテルだったんですが、さすがに
スニーカーは嫌だし、かといってストレートチップの革靴もおかしいしということで、
ローファかドライビングシューズを探してみたんです。欲しかったし。
ただ、旅行までの時間もなく、ちゃんと吟味もできない中で、とりあえず買わねば!
というタイムリミットが来てしまったんですね。
予算20,000円で自分的に納得にのいくローファーを探す旅は続けています。
さて、私のメインの立ち寄りポイントは中央線は「武蔵境」という微妙な駅です。
とはいえ、イトーヨーカドーがそこそこ大きく駅前に展開しており、そこにABCマートが入っていたので、なんとかなるかなと思って覗きました。
なんということでしょう、、、
真面目にABCマートで小綺麗な靴を探したことなど一度もありませんでしたが、ろくな靴がありません!果てしなく残念なレベルでした。
100歩譲って、買ってもいいかな。。。と思うデザインは15,000円など。ABCマートの靴に15,000円、絶対に使いたくありません。
なんでABCマートの小綺麗系の靴ってあんな知らないブランドばっかりのものなんでしょうかね。
そこで、改めて、ヨーカードーの靴売り場に行ってみました。
明らかに、仕入れミスであろう、スコッチグレイン20,000円の黒のローファー
があったのですが、若干サイズが合わず、、、これまた断念。
そもそも、黒のローファーって難しいですしね。
女子高生のharutaのローファみたいになりかねません。
やはり、ローファーの本命はタッセルローファーだと思っています。
*ちょいちょい、話が飛んですみません。わかっててやってますのでご容赦を*
そんなこんなで、武蔵境のヨーカドーの靴コーナーとABCマートを1時間以上徘徊していました。
これは無理だと、「ストレートチップだけどライトブラウンだからまぁ、カジュアルっちゃカジュアルだろ!」な、こちらのオリヒカの革靴でいこう!と考えて、エスカレータを降りた際に、GUのディスプレイが目に入ったんです。
そのディスプレイは、なんと、革靴らしきものを履いてるじゃないですか。
ということで、GUの靴コーナーに初めて侵入をしてみました。
GUはユニクロの更に廉価版というという、完全に安かろう悪かろうブランドです。
(というイメージを典型的サラリーマンはもっています。)
衣料関係の嫁さんがいうに
「ワンシーズン勝負できればそれでいいものをそこそこ、ちゃんと作っている」
らしいですね。
「ファストファッションはユニクロかGAPでよい」と考えていた私は、さらに若者向けになるであろうguに足を踏み入れることはなく、初めて見たのですが、靴売り場結構充実してるんです。
完全なストレートチップなドレスシューズはないものの、ダービーシューズや、あまり売ってることのない、ネイビーのローファーなど。
それが、ちょっとセールなんかして30%OFFだと、お値段が2,000円弱!
いい靴は30,000円以上、それをなんとか、20,000円で買いたいと思って生きている私としてはかなり衝撃的な価格設定でした。
オリヒカのセメントだって、相当安く買うことを駆使しても6,000円はするとことろです。
もちろん、リーガルアウトレットのセメント靴のラインだって、ヨーカドーの謎の餃子靴だって、5,000円くらいする。
そんな靴業界でぱっとみ全然、悪くないシルエットの靴が2,000円とは衝撃でした。
ABCマートの靴に10,000円は出したくないですが、スマートカジュアル用に外羽根ダービーシューズを買う2,000円は、あり!という結論を下したわけです。
革靴好きの95%以上は自己満足構成されており、ぱっと見でセメントとマッケイの違いを理解して、
「ふんふん、なるほどね」なんてひとは、まぁ、まずいないですからね。
GUの革靴コーナーにあったダービーシューズの感想を書いてみよう
とうことで、いろいろ文字ばかりで引っ張ってきましたが購入した靴のはこちらです。
*出先で自分でとった写真を見失ったので、GU公式から持ってきちゃいました。後日差し替え予定です。*定価で2,490円。セールで、2,000円弱とは思えないですよね。
なんというか、デザインが非常にまとまっています。長すぎず太すぎず、綺麗なシルエットをしていると思います。
そして、”スウェード風”の靴ですが、ちゃんとスウェード風にできてます。
確かにコバ周りはセメントで、イケてない感じはありますが、セメントか否かを気にする人なんて、靴オタ以外はいないと心から思っています。
見た目に関して、コストパフォーマンスという観点では非常に良いのがGUのダービーシューズだと感じました。
履いてみて、明らかにデメリットになるであろうことは3点ありました。
- かかとがペラペラで自立が非常にしづらい。つまり生地が薄いから耐久性は期待できない。
- 靴の中敷の処理が適当でちょっと滑る
- サイズが25,26,27と1cm刻みしか展開がなく、ジャストサイズがない場合もある。(私は25でぴったりでした。)
それ以外は特に大きな問題はありません。2018年もたまに履いていますので、2シーズンを乗り切ることになろうかと思います。
こんな靴が2,000円弱で買えているとなると、一般の靴屋さんにとっては脅威になるのではないかと感じました。それくらい、いい感じです。
もう少しで秋になるので、サンダルシーズンも終わりです。そうしたら、プライベートでこのGUのダービーシューズの出番を増やしてみて、耐久性なども様子を見ていければと思いますというお話でした。
*2017/09/21追記*
休日含め10日程度着用しました。サイズがジャストサイズということもあり、下手な革靴より、はき心地が良いという状況に気づいてしまいました。中敷きが滑ることもサイズがジャストなら大してた問題になりはしません。
履いてて気づいた難点として、カカトがちょっと大きくて見栄え的にイケてないなという感じはありますが、着用感は悪くなく、こりゃ、プライベート用のちょっとすました靴はGUでいいかも、、、。考えるに十分な感じだったりしますので、改めてオススメできると思います。
むしろ、「コストパフォーマンス」という観点であれば、新入社員の数をそろえたい時GUの革靴、全然選択肢に入るのでは、、、とすら思える出来だと思っています。
センター北に新しくデジタルショップがオープンしたGU、37歳という明らかにもうちょっといいものを着てはくべき年齢だとは思いますが、使い分けも大事だなと思わせてくれた一品だと思いました。
*センター北のデジタルショップに行ってみました*
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