お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
マリオット商会と言われるくらいにはマリオットの話題が多い、陸マイラー界隈にひっそりと生息をしていますが、僕はIHG派です。
5年前の話ですが、ずっとSPG/マリオットではなく、IHGを中心お世話になっています。
そんなIHG Rewards Club、2022年4月より大幅に制度変更がありました。
陸マイラー・ホテラーさんをフォローさせて頂いているTwitter界隈ではシステムが良くなった!と評判。新しくなった「IHG One Rewards」。
とりあえずどんな感じに変わったのか、ホテル住まいやインフルエンサーのような天上人ではない、子供が3人いて日々の生活のやりくりに追われまくる普通のIHG派サラリーマンがどのように感じるのかを共有したいと思います。
上級会員ステータスがどう変わったかを簡単に比較してみたい
100%イコールではないですが、旧会員資格と、 「IHG One Rewards」 の会員資格の取得難易度あ以下のような感じで対比されるんじゃないかなと思います。
旧ゴールドはシルバー、旧プラチナはゴールドに、スパイアがプラチナとダイヤモンドに分割される感じでしょうか。本物の天上人はダイヤモンドに、僕のように必死にボーナスポイントパッケージを駆使してギリギリスパイアになっているような底辺スパイアはプラチナに割り当てられる形です。よく出来てる。
その上で良くなったところは青、悪くなったところは赤のラインを引きました。
旧会員レベル | クラブ(平) | ゴールド | プラチナ | スパイア | スパイア |
会員レベル別の特典 | クラブ(平) | シルバーエリート | ゴールドエリート | プラチナエリート | ダイヤモンドエリート |
獲得条件 | 10泊 | 20泊 or 40,000ポイント | 40泊 or 60,000ポイント | 70泊or120,000ポイント | |
ボーナスポイント | 20%↑ | 40%↓ | 60%↓ | 100%↑ | |
無料宿泊特典の割引 | ○↑ | ○↑ | |||
ダイヤモンド専用サポート | ○↑ | ||||
客室保証 | 72時間 | 72時間 | |||
無料アップグレード | ○ | ○ | |||
ウェルカムアメニティ | ポイントor ドリンク&スナック | 朝食↑ ポイント、お飲み物/スナックの無料サービス | |||
アーリーチェックイン | ○ | ○ | |||
レイトチェックアウト | 午後2時 ↑ | 午後2時 | 午後2時 | 午後2時 | 午後2時 |
僕の場合はネガティブなところはボーナスポイントのもらえる量が若干減ったところ。
旧プラチナは50%だったので、10%ダウン、旧スパイアは100%だったのでダイヤモンドになれない人は40%ダウンな感じです。
ちなみに、インターコンチネンタルアンバサダーのおまけは引き続き、新しい制度でもプラチナエリートになるようなので、めでたく10%アップになるイメーです。
地味に良くなったのは平会員でもレイトチェックアウト可能なところ。
空きがあればという条件は付きますが、基本的にIHGは午後2時チェックアウトができるホテルになったということです。
ホテラー・マイラー界隈のような人ではない、一般的とでも言えるような年に一回ちょっといいホテルに家族旅行をする!っていう方に向けて門を開いているようにも思えます。
あとは待ちわびられていたとでも言える朝食無料サービス。スパイアでも朝食はつかなかったのですが、ダイヤモンドの人は朝食もついてくるという状態についになりました。会員システム的には一番大きいんじゃないかなと思います。
SFC特典で予約するとボーナスポイントパッケージ使えないしね。
なお、旧スパイアだったメンバーは今年は、とりあえずダイヤモンドに割り振られたようなので、朝食無料でゲットできる事を楽しみに過ごします。
そして一番気になるプラチナ特典は無料宿泊のポイントディスカウント。まだ、どの程度のディスカウントになるかはわかりませんが、変動相場制になり、繁忙期はだいぶポイント宿泊の料金が高くなっているので、20%位安くなるなら嬉しいと思うのですが、どうなるのでしょうか。
「IHG One Rewards」 の新しい進化、マイルストーン特典
今までなかった何十泊もするようなホントの上客に以下のようなマイルストーン特典というものが用意されました。
40泊と70泊は2つ選べるようですね。
20 | 5,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典2つ 確定可能スイートアップグレード1室 |
30 | 5,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典2つ |
40 2つ | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ 確定可能スイートアップグレード1室(限定1) ラウンジ年間メンバーシップ(限定1) |
50 | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ |
60 | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ |
70 2つ | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ 確定可能スイートアップグレード2室(限定1) ラウンジ年間メンバーシップ(限定1) |
80 | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ |
90 | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ |
100 | 10,000ボーナスポイント フード&ドリンク特典5つ |
コロナ前、それなりに出張が多かった2017が確か25泊程度でした。もうこんな時代はないでしょうし、僕にとってはあまり意味のない制度。
40泊のラウンジ年間メンバーシップが特典らしい特典だと思いますが、やりたい人はやってくださいという感じでしょうか。本気の社畜系IHGホテラーのために用意されるようなものとも言える感じ。ここを目的に6,000円位のホテルに40泊する計画をする人もいるようです。そういうときは、ミスターリベーツのキックバックを僕は利用するのもありかもしれません。
とはいえ、東京にはホリデイ・インレベルが無いのが残念なところです。成田も遠いし、インターコンチネンタルで修行するっていうほどのお金持ちではないので、40泊ラウンジは縁がないかなと言う結論です。
本当に上客の方がラウンジ使いたいだけでクラブフロアを予約しなくても良くなるという、実質上客ディスカウントのようなモノでよく考えられているんじゃないかなと思います。
一般人IHG派陸マイラー視点のIHG One Rewardsの感想のまとめ
ざっくりいうと、ダイヤモンドという更に上の会員ランクが追加され、マイルストーン特典が増えたというのがとりあえずのIHG One Rewrds と僕は捉えています。
今までのスパイア会員の特典は最安だとラウンジも使えないし、朝食もつかないしで、正直弱い部分もたくさんありましたが、今回のダイヤモンド会員&40泊のマイルストーン特典を取れればそこがカバーされるのは大きいんじゃないかと思います。
一方、プラチナ会員だと旧スパイアよりちょっと弱め、その上で最上位であるというわけでもないので、自己満感が下がります。
そして何よりもインターコンチネンタルアンバサダーを購入すればプラチナ会員は取れます。
無理にボーナスポイントパッケージで頑張ってスパイアをギリギリ狙っていた僕としてはちょっと微妙な気分。今回の改変がすごいポジティブに捉えられていた方が多いのは、ツイッター界隈にはやはり天上人な方々が多くいるんだろうなと改めて思ったところです。
コロナ禍に入りもちろん色々と運営が大変だとは思いますが、ポイント配る系のキャンペーンオファーも減り、無料宿泊ポイントの必要ポイントも体感的には上がっているちょっと微妙だと思いつつ、国内出張がしばらくは続くだろうし、マリオットカードは年会費以上だし、典型的出張族なサラリーマンはIHG派は継続していこうと思うよ!というお話でした。
*よろしければこちらもお立ち寄りください*
コメント