DELL XPS9370のバッテリーの交換方法と互換バッテリーの選び方

お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。

仕事で使っているDELLのXPS 9370。まだ2年半つしか使っていないのにバッテリーの調子がしこたま悪くなりました。いわゆるバッテリーがヘタったという状態。

使っていると100%充電の状態から1時間はおろか40分程しか持ちません。また、場合によっては会社ではずっとACアダプタを使ってて、自宅近くのお店で立ち上げたら何故か5%くらいしか残っておらず仕事にならない!ということもチラホラとあります。

せっかく緊急事態宣言も開けたし、お客さん先に行くことも増えるでしょう。そんなときにノートパソコンが動かないという可能性は少しでも減らしたい。ということで、DELL XPS9370のバッテリー(型番:DXGH8)を交換することにしました。

購入したのはこちらの互換バッテリーです。

XPS 13 9370だけでなく、XPS 13 9380、Latitude 13 3301でも同じバッテリーのようですね。

amazonですと、メーカー純正は見つかりませんでしたが楽天ですとメーカー純正オプションも売っている様子。このメーカー純正も取り扱っている会社が販売している互換バッテリーを選びました。

こちらの交換手順、互換バッテリー交換直後の感想、なぜこの互換バッテリーを選んだか?をお伝えします。

スポンサーリンク

業務でそれなりに2年半酷使されたDELL XPS9370のバッテリー状況をお伝えしたい

まず、現状をお伝えしておきたいと思います。冒頭に書いたとおり使い物にならなくなっているという状況ですが、改めて状況を確認しておきます。

DELL Power Mnagerの評価はこんな感じです。

変えろってことですね。そりゃ調子悪いはずだわ。

どのくらい使えないか、改めて確認するために100%まで充電してからACアダプタを抜いて、すぐにCinebench R23を一回、回してみました。

結果。残り67%まで減りました。

CPUのベンチマークなので、それなりに消費電力は大きな作業ではありますが、10分程度の作業で一発で30%も持っていかれました。実際職場で使っていても30,40分持つか持たないかなので、納得の結果です。

もともとXPS9370バッテリー駆動時間最大19時間という触れ込みですが、まったくもって話にならない状況になっていたわけですね。

具体的な確認はしていませんが、自然放電も酷くなっており、ACアダプタに10時間もつないでおかないとバッテリーLowになって立ち上がらなくなったりもしているくらいにはヘタっていたという状況です。

ということで、届いた互換バッテリーに交換していきました。

DELL XPS9370の分解(裏蓋外し)はドライバーさえあれば簡単

DELL XPS9370の分解はT5のトルクスドライバーが必要です

普通の家に転がっているようなものではないとは思いますが、精密ドライバーセットの中に入っていればラッキーという感でしょうか。僕は10年くらい前にVAIO Zの裏蓋を外したことがあり、そのときに買った精密ドライバーセットの中に入っていました。

そんなにお高いものでもないので、ちょっと多めの差し替えビットがあるE-Valueさんのこの辺のドライバーセットを一つくらい持っておくといいかもしれませんね。

ということで、裏蓋を外してバッテリーを交換しました。

以前、存在もしない無線LANモジュールを交換しようと思って、外したことがあるので二回目です。バッテリーで半分くらい使われるんですよね。

バッテリーコネクタクタも小さいし、止まっているネジも小さい(PH00を使いました)のでここも精密ドライバーが生きてきます。

作業的には、もともとあるバッテリーを外して、互換バッテリーに入れ替えておしまいです。

かんたん。

ということで、購入直後の互換バッテリ状態をDELL Power Managerで確認しました。

68%ですね。

嬉しい誤算ですが、互換バッテリーなのに、バッテリの状態が表示されました。製造元も純正と同じLG製と表示されています。本当かどうかはわかりません。

とりあえず、一旦100%まで充電して、同様にCinebenchR23を回してみました。

結果。94%でした!

交換前は、30%ほどバッテリーの使用量が持っていかれていたところから、5%ほどしか減らないという状況に大幅改善です

単純計算で5~6倍は仕様時間が伸びたということになります。これなら普通に2~3時間は持つでしょう。画面暗くするなど意識をすれば4時間行けるかも。これだけ持ってくれれば仕事もやりやすいってものです。

バッテリー交換はとりあえず成功だといっていいでしょう。

DELL XPS9370の互換バッテリーの選び方

さてそもそも、互換バッテリーを選んだ理由ですが、DELLからは XPSの内蔵バッテリーの購入は電話しかできないとのことです。面倒すぎる。

DELLオンラインショッピングでで買えたら、おとなしくDELLから買ってたのに。

ということで、直販は諦めて、ネットで買えるバッテリーにしようと思いました。

DELL XPS13 9370のバッテリーの型番は「 DXGH8 」。そしてamazonで買いたかったのですが、この純正バッテリーも売っていません。

しかしながら互換バッテリーだけであればかなりの量がある。そんなわけでamazonでDELL 「 DXGH8 」 互換バッテリーを購入する事になったわけですが2つの基準で選びました。

互換バッテリーの選ぶ基準その1:PSEマークが信用できそうである

互換バッテリーの世界はものすごく怪しいです。爆発とかまではそうそうないでしょうけど、それでも怖いですよね。天下のサムソンさんですらバッテリー爆発させてるくらいです。

とにかく安く、粗悪なバッテリーは危ない。

そんな危険な事にならないように国内では電気用品安全法というものがあり、そこを突破し事の証明としてPSEマークというものが付与されます。

オンラインショッピングは、適当にPSEマーク書いてるパターンもむちゃくちゃ多い闇の世界です。

バッテリーや電源など海外産の場合は輸入事業者名がPSEマークと一緒に記載されている必要があるため、この輸入事業者名までちゃんと書いて有りそうなものを選ぶことにしました。

僕が購入したミスターサプライさんは「合同会社eコミット」と書いてありました。

ちなみに、バッテリー容量は6842mAh。純正は6500mAhなので、ちょっぴり容量アップしたことになっている互換バッテリーです。

なお、合同会社eコミットさんの会社ホームページはろくなものが見つかりませんでしたが、少なくとも5年以上前から活動をしている会社っぽいという確認は取れましたので、大丈夫なんじゃないかなと思って購入しています。

互換バッテリーの選ぶ基準その2純正パーツも扱っている様子がある

純正だと13,000円ほどのようです。DELLから直接見積もりは取っていませんが同じくらいなんですかね。知ってる人いたらコメントほしいです。

で、色々調べてるとDELLの純正バッテリーを販売してそうな会社僕が購入したミスターサプライさんか、NotePartsさんのどちらかになりそうです。純正も扱ってるなら、互換バッテリーも多分大丈夫な気がするっていう根拠なき理由。

どうみても同じものなので、300円安いミスターサプライさんの製品にしたわけです。

ちなみにNOTEPARTSさんのほうはぐっとまともな会社ホームページがあります。ここの印象も大きいので小さい会社さんでもとりあえずワードプレスのホームページ位は立ち上げといたほうがいいんじゃないかなと思います。

もちろん、3,000円高い純正の安心感もありましたが、ブログネタにしたいという思いもあり、PSEマークもちゃんと取っていそう、会社としてもそれなりにまともそうことでこちらを選んだという形です。

ちなみに、amazonで最も安かった 「 DXGH8 」 の互換バッテリーはこちらです。6,780円から更に5%オフになるとのこと。

みていただくとわかるのですが、一枚目の写真、二枚目の写真、五枚目の写真が違うというどう考えても胡散臭い製品。もちろん、出荷元はamazonではなく、「小七電池専門店」という湖南省の会社から。中華怪しげ製品が好きな方はチャレンジするのかもしれませんが、僕には中華の闇を暴く!という正義感も勇気はありませんでした。

DELL XPS9370のバッテリーの交換方法と互換バッテリーの選び方のまとめ

とりあえず数日ですが、無事使えているようです。

少なくとも使い物になっていなかった2年半使った純正バッテリーよりはマシな様子。

互換バッテリーなので、 DELL Power Manager でステータスが確認ができないことも覚悟してましたが、ちゃんとステータスチェックもできたし、ちょっぴり容量も上がったしいいことづく目です。

もちろん、互換バッテリーどこまで使えるかは不安はありますが、しばらくこちらで行こうと思います。

会社的には4年経てば新しいPCにできるというルールなのであと1.5年しっかり持ってくれることを祈りつつ、なにか悪いことがあればまたネタにしようとも思いながら、DELL XPS9370の互換バッテリー仕事で使い続けてみようと思うよ!というお話でした。

*よろしければこちらもお立ち寄りください*

コメント