お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
先日韓国に行った際に「DMZツアー」なるものに参加しました。
DMZとは、非武装地帯 (ひぶそうちたい、DeMilitarized Zone)という軍事用語です。でめさんはIT系の会社なので、インターネットと社内ネットワークの境界となるエリアをDMZと呼ぶので、DMZという響自体はもう本当に嫌っていうほど聞いてきましたし、「非武装地帯」ということも知っていましたが、今回のDMZはリアルな「非武装地帯」。
韓国からもっとも北朝鮮に近づける、軍事境界線の本当に手前まで行くことができる「DMZツアー」どんなものなのか?お伝えしたいと思います。
韓国のDMZツアーにかかる時間をお伝えしたい
でめさんの場合は9時にソウルヒルトンホテルに集合のツアーに参加しました。
ソウル周辺から高速などを利用して40,50分ほどの距離にある軍事境界線の観光設備にまずは向かいます。英語のガイドさんに韓国と北朝鮮の歴史のようなものを説明されながら揺られていきます。
川沿いを走っていくのですが、ソウルから30分以上を過ぎた頃に「この対岸は北朝鮮です!」的な説明もありました。
バスの席で高速を走りながらデジタルズームで撮りました。
恐ろしいばかりの有刺鉄線と監視カメラが川沿いにずーーーーっと並んでいます。
この山は北朝鮮らしいです。当たり前ですが普通の陸にしか見えません。
軍事境界線の観光設備につくとここでDMZ行きのチケットを購入&トイレ休憩になりました。土曜日ということでかなりのバスが並んでおり、待ち時間も多く、30分位ありました。
トイレは結構キレイ。
展望台から北朝鮮を見る場所もあったのですが、かなりの混雑でその日のうちに空港に帰るというスケジュールで遅延リスクは取れないとのことでため、その展望台に行く時間はありませんでした。
残念。
こちらでチケットを購入してから更に奥に足を踏み入れます。
この柵があるあたりでバスの中に韓国軍の方が搭乗者をチェックをしてきます。
事前にパスポートを提出しており、そちらを元にチェックされるようです。
観光地のチェックなので、軍人さんが入ってきて真面目に見てはいますが、そこまで細かく見ている感じではなく、とりあえずパスポートを出しておけばOKな空気でした。パスポートがなかったらここで追い返されたりするかもしれません。
ここから先は軍の管理地域になるのでGoogle Mapの道なき道を進んで、軍事境界線を目指していきます。軍の方のパスポートチェックも入れて、大体観光拠点から15分位バスで走る感じでしょうか。
そんな感じでDMZ(非武装地帯)のメインコーナーにたどり着くのです。
DMZは完全に観光地であった
DMZ(非武装地帯)、軍事境界線ということでものすごく、韓国と北朝鮮の争いのイメージがつきない場所ですが、この場所自体は完全に韓国からすれば観光地となっておりました。
海外の方も非常に多く、韓国と北朝鮮の戦争をお金に変えようとしている商売魂が見てとれます。
このスポットでの見どころは二点でした。
一つは映像博物館のようなところ。やっていたときは中国語だったので、わからないので見ることもしませんでした。このDMZ看板の裏の設備です。
このDMZモニュメントはかなりの人気スポットでツアーきゃくなどなどが写真を撮っておりました。
このファンキーなおばさまはたまたまいた方です。これだけを撮ることは不可能な人の多さなので、このおばさまにはごめんなさい。全く顔もわからないから許していただきとうございます。
そして、最大の売りは地下トンネル。
「第三トンネル」と名付けれられており、日本語でも説明がされています。
北朝鮮が韓国侵攻を地下から企てて、地下を掘り進めている中たまたま韓国に見つかってしまったとのことです。そんな事あるんですね。。。これ、見つからなかったら地下拠点から侵略をされていたということなのでしょうか。
地下通路のイメージと言うとでめさんはコチラを思い浮かべます。
重機で掘り進めていくようなイメージです。
ただ、韓国と北朝鮮の間の実際にあるトンネルは引くところは高さ150cmほど。人がやっとすれ違うことができるくらいのスペースがあり、こういった狭い道のりをヘルメットを被りがなら歩きます。
腰をかがめながらくらい地下を混んでいる中歩くのはかなりの重労働です。
実際に年配の方などは休んでいる方もたくさんいらっしゃいました。
そして最後には自宅のトイレの窓くらいの小さな窓から北朝鮮側の地下を見ることができるというそんな感じの施設でした。なお、北朝鮮側の200m先には二人兵士が常に常駐しているとのこと、ガチの地下労働者もいるようです。そんな仕事したくないですね。。。
さて、そんなトンネルの感想ですが、みんながみんな「がっかり」といっていました。英語だともうちょっといろいろ言ってましたが、総じて「がっかり」という感じ。
でめさん個人的には空気感が北朝鮮と韓国の軍事境界線らしさを最も感じることができるところだったのでそこまでがっかりではなかったのですが、確かに「ちいさな窓を見ただけ」ではあるので、がっかりなのもやむなしといったところでしょうか。
実際に行った人でなければわからない、そういうものだと思います。
韓国から北朝鮮にもっと近づける「DMZツアー」の感想のまとめ
ということで、「DMZツアー」でめさんとしては総じて行ってよかったかなと思います。
韓国の北朝鮮との対立、DMZ自体を観光地化している商売魂が一番納得というか、見てよかったというか、なんとも言えない感じですが、行ってよかったと感じるところです。
トンネル自体はがっかり感は絶対に否めないということを注意しつつ、こんなところで向き合っている韓国と北朝鮮をみてきたとう空気感を得てきました、というお話でした。
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