日本の革靴ブランドの雄であるリーガル。こちらのアウトレットストア/ファクトリーストアのより良い歩き方をお伝えしたいと思います。
お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
革靴が好きな方はもちろん、そうではない方も「リーガル」は皆さんご存知かと思います。革靴買うならとりあえず「リーガル」とまで言われている革靴ブランド。
高度経済成長の日本人を物理的な意味で支えたと言ってもいいかもしれません。そんなリーガルにもオトクなアウトレットストアの展開がされています。北海道から沖縄まで全国24店舗もあるんです!
(記事執筆時)
そのリーガルファクトリーストアという、アウトレットショップ、ちょっとでもその「良さ」を理解するために、注意点も含めて綴ります。
リーガルアウトレット(ファクトリストア)にある「アウトレット専売品」REGAL worth collectionの品質や違いを理解して購入しよう!
アウトレットストアのイメージってどんなイメージでしょうか?そもそもは、工場の品質基準にみたないちょっとした傷物の「B級品」やカタログ落ちした「旧商品・廃番品」を安く!というイメージがあると思います。
でも、リーガルアウトレットの場合は3種類あります。
- B級品(キズモノ・品質不良モノ)
- 旧商品・廃番品
- アウトレット専売品
現実的にはアウトレット業界はそんなんじゃ全然供給がたらず、本当の「アウトレット品」は呼び水と言うかたちにして実際のところは「アウトレット専売品」を供給することによっては成り立たせているお店が多く、リーガルアウトレットはまさにその典型的なモデルで運営されている店舗です。
リーガルアウトレットの革靴においては、本当の意味のアウトレット品はお店の在庫の中では10%くらいじゃないでしょうか?では、他の90%はなんなのか?というと、リーガルアウトレットの場合は、専売品が売ってるんですよね。ブランドとして「リーガルワースコレクション/Regal worth collection」と言うラインがあります。
中敷をみれば一発でわかるアイテムです。
新品で10,000円くらいから販売、セールになれば5,000円程度のものもあります。メインのラインは税込で、16,200円と21,060円。
そんなリーガルアウトレットの専売品のリーガルワースコレクション/REGAL worth collectionについて私なりの思いをお伝えします。
リーガルワースコレクション/REGAL worth collectionというリーガルアウトレット専売品と通常のリーガル製品の最大の違いは品質ではなく、生産地!
リーガル正規品と、リーガルアルトレット専売品、その違いは違いは「日本製か否か」が最大の違いといえるでしょう。
リーガルといえば「メイドインジャパン」というイメージが非常に強い方もいると思いますが、リーガルワースコレクション/REGAL worth collectionの場合は、「メイドインチャイナ」がほとんどなんですね。
逆に言うとこれ以外の違いはほとんどないように思えます。
「リーガル」のエントリーモデルの製品とと「リーガルワースコレクション/REGAL worth collection」はほぼ同等のしよう。価格は、5,000円〜10,000円ほど安い!といったところでしょうか。
わかって買うなら「アリ」だと思います。
個人的には日本製がいいとは思いますが、価格の安さにちゃんと反映ができているメイドインチャイナのリーガルワースコレクション/REGAL worth collectionはほぼ品質の違いはないと私は考えています。ソレが日本企業の品質管理だと思ってますし。悪いときは日本製でも悪いですしね。
素材ですが、リーガルワースコレクション/REGAL worth collectionは残念ながらカーフなどのいい革を使っているものを見かけたことはなく、樹脂加工されたいわゆる「ガラスレザー」の製品が多いとは思います。目の粗めなキップであろう甲革の品もありますし、ものによっては人工甲革のものもありました。
この中だとガラスレザーではない靴は下段真ん中の一足だけと思われますね。
人工革の品質は私は使ったことがないのでなんとも言えませんが、少なくとも革靴の魅力の一つである「経年劣化」は楽しめないだろうとは思います。
経年劣化を楽しめないという、意味では「ガラスレザー」も一緒。見た目でやたらとツヤツヤしているので、判断はつきやすいですが、個人的には「牛革」だとしても「ガラスレザー」はあまりおすすめできません。
この右側の革靴「買おうかな・・・」と思ったのですが、やはりガラスレザーだということで、触手が動き切らず、、、といった感じですね。
ガラスレザーおすすめできない理由はこちらをご覧ください。特に履き皺が残念感じにありますので。。。
「革靴に30,000円も出せない!」という感覚は若者はもちろん、子育てサラリーマンなどにとっては普通だと思いますので、セメント靴ではないちゃんとした革靴を複数揃える為にリーガルワースコレクション/REGAL worth collectionはおすすめできるかなと思います。
ちなみに、ソールに「REGAL worth collection」の文字はなく、「REGAL」とだけ書いてあっても「アウトレット専用品」といったタグが書いてあるものがあります。そちらもだいたいが中国製なので、扱いは同じようなものととらえていいのかなと思います。
「リーガルアウトレット」の醍醐味は「B級品!」であることは間違いない!狙うのなら、八重洲か御殿場が特にいいらしい
アウトレットストア最大の醍醐味は「B級」との出会いですよね。
品質管理上ちょっとした傷や革のシワといったよほど注意しなきゃわからないところで、正規で流通させることができず流れてきたもの。リーガルアウトレットにおいて、流通量は少ないのですが、こういった「アウトレット品」も流れています。こういったものはタグに「B級品」て書いてあるのでわかりやすいです。
ちゃんとメイドインジャパンの製品ですよね。
中にはあまり人気色ではないのでしょう、01DR、02DR、03DRというグッドイヤーウェルト&レザーソールでおすすめができるリーガルのメインどころも販売されています。
これらは、ベタなブラックなどがなく、サイズもなかなか豊富に揃っていることからもおそらくカタログ落ち、廃番品が流れてきたと想像できますね。
03DRCDでお値段は税込31,404円、定価で38,880円なので 20%OFF ですね。ウェブショッピングでもあるような価格感。アウトレットなら40%OFFぐらいして欲しいところです。
まぁ、セール時期でもなんでもないということもありますが、リーガルアウトレットの本当のアウトレット製品はそこまで、お得じゃないことが多いようにも思えます。とはいえ、ちゃんと履いて、サイズが確かめられて、デパートや正規店で買うよりもお安く買えるものが間違いなく置いてあるので、出会って納得できたら「アリ」ですよね。
中には、シェットランドフォックスの製品もあったり、REGAL TOKYOの製品もあったりします。これは本当に数が少なければ、サイズもなかなか、ありません。
私の革靴のサイズは25cmになるのですが、こういう典型的なサイズだと競争も激しいのでしょうか。
リーガルと協業をしているイタリア靴の名門、サントーニの靴のアウトレット品にもである可能性はあります。
これらのブランドは、典型的サラリーマンにとってはなかなか、手の届かない30,000円オーバーの革靴になります。やはり定価ではかなり厳しい為、出会いさえあればアウトレットという選択肢も十分に考えられますよね。
ちなみに、店員さんのお話によると、比較的、東京駅近くの八重洲店もしくは、御殿場のプレミアムアウトレットにこの手の「本当のアウトレット製品」は流れることが多いので、御殿場のアウトレットに行った際にはより時間をかけて覗いてみたいと思っています。
リーガルアウトレット/ファクトリストア品質・値段・評判をまとめよう
ということで、まとめると二つの結論になろうかと思います。
- リーガルアウトレット(ファクトリストア)での「アウトレット専売品」REGAL worth collectionは理解して購入すればアリ!
- 「リーガルアウトレット」のメインは「B級品」!本当に一期一会だから迷うなら買っちゃえ!
です。
革靴を選ぶのはなかなかな悩ましいところではありますが、たかがリーガル、されどリーガル。悩んだら、リーガルでいいと思いますし、その中でもリーガルアウトレットの製品、ちゃんと吟味をすればお得な靴もたくさんありそうです。
ショーンハイトの革靴をネット通販で買っておいてなんですが、革靴はやはりネット通販はフィッティングに心配がどうしても出てきてしまいます。いい靴とお得に巡り会うこともきっとできるリーガルアウトレット。ビジネスマンであれば、週に1,2回は履くことになる革靴です。運命的な出会いを探すためにも、これからもチェックをしていきたいと思います!というお話でした。
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