お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。
日頃は旅行と靴のことを中心に書いているブログですが、たまにはこういう雑記を書かせていただいております。このたび、「MCPC IoTシステム技術検定中級」なる資格を取得したので、勉強方法と発表までにかかる期間についてご連絡します。
IoT システム技術検定とは何だろうか
モバイルコンピューティング推進コンソーシアムが推進するIoTにかかる技術的な指標を測るものですね。上級・中級・基礎がありますが、現時点では中級までしか提供されていません。IoTとは「Internet of Things」の略でして、モノが直接ネットワークに繋がってきて、クラウドでいろいろ解析されAIとか使うとなんかいいことあるんじゃないの?的なそういうものです。
わかりやすいところだとUberのような車というThingsとインターネットを繋いだらいい感じになったよねってそういうお話です。AIやビッグデータって本当にすごく進んできていて、IoTを使った業務改善とかを真面目に考える必要があるよねって言われています。
で、それをある程度測るための資格としてできたのが、IoTシステム技術検定になるのですが、実際につようとするレベル、実務の適応は以下のとおりです。
資格の種類 | 必要とするレベル | 適用可能な実務レベル |
---|---|---|
上級 (IoTプロフェッショナル) |
IoTのシステム構築・活用に関する、より実践的な専門技術 | IoTシステムについて顧客の要求を理解し、課題の整理のうえ、システムの企画、計画し戦略的提案をおこないます。また、IoTシステム構築のリーダとして活動できます。 |
中級 (IoTエキスパート) |
IoTシステムを構成する基本技術習得 ①IoTシステム構成と構築技術 ②センサ/アクチュエータ技術と通信方式 ③IoTデータ活用技術 ④IoT情報セキュリティ対策技術 ⑤IoTシステムのプロトタイピング技術 |
IoTシステム全体を俯瞰することができ顧客の要求または提案の要点を的確に把握でき、システム構成の概要が描けます。 |
基礎 (IoTアドバイザ) |
IoTに関する基礎知識の理解 | IoT、BD(ビッグデータ)、AI(人工知能) |
この適用可能な実務レベル基礎のところのざっくりとした感じすごいですよね。いかに実業務からかけ離れた方々が資格試験を作っているかわかります。事実上 IoT システムに関わるのであれば中級以上はとっておきましょうねっていう最低限の指標になると思うのが良いかと思います。
IoT システム技術検定の勉強の仕方とテストの結果発表はいつになるの?という疑問について
実際の申し込みはこちらから行います。新規ユーザー登録から申し込みですね。だいたい半年に一回程度やっているようです。私が受けたのは2017年12月2日開催のテストでした。
一般で受けると15,100円(円)税込かかります。
受験会場は東京大学の本郷キャンパス。もう二度と行くことはないであろう、日本の最高学府で受験をしました。
勉強の仕方は認定テキストがあるのでそれを読むのみです。
なお、私は日頃からこういうことを仕事にしているので、テキストの存在は知っていましたが、一切目を通すことなく受け、そして受かっています。
なお、試験会場に着くとみんながみんなこの認定テキストを持って、アンダーラインや付箋など貼りまくり、エンジニアが多い試験なんでしょうけど、みんな真面目でした。。。
あとあと、見返しましたがこの本を一通り読んで、理解しておけば、IoT絡みの業務を日頃していなくても、普通にIT系インフラのお仕事をしているのであれば受かりますね。ただ、内容は網羅的です。無線インフラ知識から統計分析手法まで広く浅く出題されます。
一番納得行かなかった問題はプリファードネットワースの開発したアプリケーション名を問う、問題。資格試験で業界内では有名だけど、個別企業のアプリ名を問題にするってどうなのよ?と思います。
NWや無線、情報セキュリティに関する基礎知識があり、実務経験をある程度持っている私は、全く読まないで受かるくらいなものですので、難しくはありません。
ただ、インフラ周りの問題も結構多いので、アプリ屋さんとかはちゃんと勉強しないときついんじゃないかな。
そんな感じで試験を受けて、試験結果の通知はいつ?ってスッゴい気にして過ごしていましたが、結果12月2日(土)に受けて12月25(月)に通知がきました。TOEICと同じくらいの採点期間ですね。メールアドレスに連絡がきますし、MCPCの公式サイトマイページで確認ができます。認定証もこちらからDLする形です。
IoTっていうよくわからないバズワードを具体的に仕事にするのってどうしていいかわからない現実があろうかと思います。そんな中まずは程度網羅的に技術を把握する指標になるIoT技術試験。IoTという言葉が実務上少しでも関連があるのであれば、受けておいても損はないのでは?と思います。というお話でした。
*メインはこういうブログですので、よろしければ!*
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