イオン銀行のセカンドハウスローンが通らない~空き家問題は解決しない~

お立ち寄りいただきありがとうございます。でめさん(@deme19800124)です。

もう、セカンドハウスが欲しくて欲しくてたまりません。

今も仕事帰りに込み合う駅前のマクドナルドで大学生がパーティをしている中でブログを書いています。もうヤダ。引きこもりたい。快活クラブの暗い、狭い所もヤダ。

でも家帰っても落ち着けない。

だからセカンドハウスなのです。

出張も多いサラリーマンにもかかわらず、この一カ月で内見合計5回行きました。そのうち2件は欲しい!と思い、すでに事前審査は通してあるイオンのセカンドハウスローンの本審査の打診をしたのですが、審査が通せませんでした

同じセカンドハウスを探す仲間が検索で引っかかってくることを考えて事前審査を通しており、個人与信はおそらく問題はないはずなのにセカンドハウスローンが通らない理由をお伝えします。

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再建築不可はもちろん既存不適格物件も通してもらえない

理由は物件担保が取れないから。

イオン銀行のセカンドハウスローンは住宅ローンなので物件担保を見られます。

これはほんとにいいと思った、相続物件。

絵にかいたような空き家。

雑草が育ちすぎたのか、そもそもガーデニング的植物だったのまったくわからない、そう遠くないうちに草に飲み込まれることが目に見える家。

内見したら遺影ありました。

それでも、僕より若い物件かつ、水回りリフォーム済み、壁もそこまで傷んでないモルタル外壁の建物だったので行くぞ!と思ったのですが、落ちました。

理由は既存不適格。

よくある建ぺい率、容積率オーバーです。

僕の住む地域にはそこそこお安い住宅が出てくるのですが、僕が手が出るかなと思う一軒家はことごく既存不適格です。昔の建築基準法って何なんだ。

正直条件めちゃくちゃ悪いです。土地狭いし、駐車場ないし、駅からも徒歩15分は超えるような物件。前面リフォームしたら1,500万はかかるだろうから、だったらもっとまともな中古物件が出てくる状態。こんなの売れないでしょ?っていう典型的な物件だと思います。

それをネタ的にも、実用的にも使える!というよくわからない中年が出てきたにもかかわらず、イオン銀行のローンが通せないということで買えませんでした。

なお、「ろうきんの不動産担保ローン」「スター銀行の不動産担保ローン」も並行して確認しましたが、再建築不可はおろか、既存不適格物件も扱いませんと言い切られました。土地だけでも担保見てくれ、ちゃんと返す。と思いつつも残念ながら撤退をしたという状況です。

耐震補強工事をしても旧耐震物件は資産価値ナシだった

そしてめっちゃ狙った団地物件もダメでした。

理由は旧耐震。1970年代に建てられた団地が結構な数でており、古い団地のエレベーターなし4階、5階の物件がそれなりに出てくるんですよ。

こういう昭和な奴なら3DKでもセカンドハウスローンさえ通ればいけるんです。

でも、イオン銀行さんは問答無用で、旧耐震物件はNGといわれました。

大規模修繕もしっかり定期的にできている昔ながらの団地。

古リノベすれば完全に新築で住めるような物件がたくさんあるにもかかわらず、イオン銀行のセカンドハウスローンは一切の検討の余地なく、旧耐震物件はNG。

1983年4月1日以降地区でなければ基本NG、ちゃんと建築確認済み証が残っていれば新耐震基準になっている物件なら検討の余地あり。

とのことでした。

イオン銀行のセカンドハウスローンには広さも必要だった

僕のセカンドハウスは仕事と趣味のブログ&YouTubeを集中してできるスペースが欲しいという理由なので、15平米あればいいんですよ。

いわゆるワンルーム投資でしくじった物件で全然いいんです。

そうすると700万円くらいで、世田谷区、杉並区でもそれなりに選択肢が出てきます。

僕はもっと田舎で探しているので、選択肢は多く、団地ではない、駅徒歩3分のいい!という物件もあったのですが、これまたセカンドハウスローンがNGでした。

僕の地域だと、マンションは25平米以上、一戸建ては40平米以上じゃないと査定の検討にも乗らないとのこと。

セカンドハウスローンは住宅ローンじゃないんですよ。ここにメインで済むわけではないことが前提のローンじゃないですか。それなのにフラット35のように広さ要件をがっつり入れて来れられちゃうと、まぁ安い選択肢が軒並みになくなってくるのはとっても残念な状況であるということがわかりました。

イオン銀行のセカンドハウスローンが通らないまとめ

そんなわけで、イオン銀行のセカンドハウスローンが通せません。

再建築不可・既存不適格・旧耐震物件・狭小物件

これだけで一切検討の余地がないという状況です。

住宅ローン界隈では当たり前のことなんでしょうけど、セカンドハウスを買おうななんて人はほとんどいないでしょう。

例えば自宅を担保に入れて不動産担保ローンなどは金利がぐっと上がって3%前後が当たり前。担保入れるのにもかかわらずです。

日本は空き家問題を抱えているのではないのか?これから人口減少が目に見えているのではないか?

僕のように、ローンさえ通してくれれば買ってもいいじゃないかという人がいるにもかかわらず、ローン審査が厳しい昨今。もちろん、金利さえ払えば借りれますよ?

でも金利はヤダ。嫌い。

2%以上の金利を払うくらいなら、あらゆることを我慢します。

日本は空き家問題があるにもかかわらず、イオン銀行のセカンドハウスローンはお金持ちをターゲットにした庶民にとってはあまり使い物にならないローン商品だと思ったよ!というお話でした。

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